2020/2/28

企業不祥事と会計・監査の制度設計 (杉本 徳栄)

粉飾決算、有価証券報告書の虚偽記載などの企業による開示不正や会計不正が露呈するたびに、会計・監査に対する心象がにわかに悪くなります。経済の重要なインフラの1つであるはずの会計基準や財務報告基準などを理解するためには、実は、こうした不正の本質とそれによる会計・制度設計への影響について考えることが大切です。
この講座は、会計・監査制度の制度設計が経済インフラとしての役割をいかに果たしているかを、企業不祥事との関係から読み解き、解説します。

【講師】

杉本 徳栄

博士(経済学)東北大学

神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。延世大学校大学院留学(1986年~1987年)、デューク(Duke)大学FuquaビジネススクールResearch Scholar(1999年~2000年)。現在の研究テーマは、アメリカ証券取引委員会(SEC)の会計政策や国際会計基準審議会(IASB)の戦略。『アメリカSECの会計政策』(中央経済社、2009年)で国際会計研究学会学会賞、『開城簿記法の論理』(森山書店、1998年)で日本会計史学会学会賞などを受賞。公認会計士試験試験委員(2010年度~2013年度)、税理士試験試験委員(2016年度~2018年度)、会計大学院協会理事長、文部科学省中央教育審議会専門委員、会計教育研修機構理事などを歴任。現在、国際会計研究学会会長、日本会計教育学会理事、会計教育研修機構運営委員会委員、会計大学院協会相談役などを務める。

主な担当科目:国際会計論、国際会計基準論、財務会計論文指導

【受講をお勧めしたい方 】

・近年の会計基準等の成り立ちや会計・監査の制度設計の背景などの知識を深めたいと考えている方

【カリキュラム】

第1回 2021年1月10日(日) 10:30~13:00
エンロン・ワールドコム事件と会計・監査の制度設計

第2回 2021年1月10日(日) 13:15~15:45
金融危機(リーマンショック)と会計・監査の制度設計

第3回 2021年1月17日(日) 10:30~13:00
金融商品取引法の違反行為(開示規制違反)と会計・監査の制度設計

第4回 2021年1月17日(日) 13:15~15:45
金融商品取引法の違反行為(不公正取引)と会計・監査の制度設計

注:取り上げる企業不祥事の組み替えや、一部変更を行なう場合があります。

本講座の受付は終了しました。