2020/2/28

イノベーション・マネジメント(玉田 俊平太)

※オンライン(Zoom)にて実施予定です。

多くの企業がイノベーションを自社のスローガンにしています。なぜでしょう? それは、企業は①イノベーションによって競争優位を獲得でき、②イノベーションによって環境の変化にも対応することができるからです。しかし、この多くの企業が目指す「イノベーション」ですが、意味を尋ねると答えは人によってまちまちで、インベンション(発明)との区別もあいまいな方が多いようです。また、歴史ある大企業であっても、ある種類のイノベーション(ディスラプティブ(破壊的)・イノベーション)には打ち負かされ滅んでしまうことがあります。
本講義ではイノベーションとは何か、破壊的イノベーションを通じて企業の競争優位を構築するにはどのようにすれば良いかなどについて理解を深めます。

【講師】

玉田 俊平太

博士(学術)東京大学 MPA(ハーバード大学)

ハーバード大学大学院にてマイケル・ポーター教授のゼミに所属、競争力と戦略の関係について研究するとともに、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受ける。筑波大学専任講師、経済産業研究所フェローを経て現職。その間、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東京大学先端経済工学研究センター客員研究員、文部科学省科学技術政策研究所客員研究官を兼ねる。研究・イノベーション学会評議員。元日経ITイノベーターズ会議アドバイザリーボードメンバー。日本経済学会および日本知財学会会員。平成23年度TEPIA知的財産学術奨励賞「TEPIA会長大賞」受賞。著書に『日本のイノベーションのジレンマ破壊的イノベーターになるための7つのステップ』(翔泳社、2015年)、『産学連携イノベーション―日本特許データによる実証分析』(関西学院大学出版会、2010年)、『イノベーション論入門』(中央経済社、2015年)、『イノベーション政策の科学:SBIR政策の評価と未来産業の創造』(東京大学出版会、2015年)、『巨大企業に勝つ5つの法則』(日本経済新聞出版社、2010年)、『ビジネス・イノベーション・システム−能力・組織・競争(日本評論社、2009年)』、『日本のイノベーション・システム—日本経済復活の基盤構築にむけて—』(東京大学出版会、2006年)がある。監修書に『破壊的イノベーション』(中央経済社、2013年)、『マンガと図解でわかるクリステンセン教授に学ぶ「イノベーション」の授業』(翔泳社、2014年)がある。監訳に『イノベーションのジレンマ』(翔泳社、2000年)、『イノベーションへの解』(翔泳社、2003年)が、翻訳に『BIODESIGNバイオデザイン日本語版』(薬事日報社、2015年)、『イノベーションの経営学』(NTT出版、2004年)などがある。

主な担当科目:テクノロジー・マネジメント、イノベーション経営、Product Innovation

【受講をお勧めしたい方 】

・企業のトップマネジメント(CEOやCTO)を目指す方
・技術を競争優位に変えるやり方を学びたい方
・技術を通じたベンチャーを目指す方

【受講に必要な知識・実務経験】

とくにありませんが、新しいことにワクワクする知的好奇心を持った方の参加を期待します。

【カリキュラム】

第1回 2020年7月29日(水) 18:30~21:30
イノベーションの定義、意義、種類

・企業価値とイノベーションの関係
・イノベーションの語源
・イノベーションについて過去の学者はどのように述べてきたか
・イノベーションの現代的定義

第2回 2020年8月5日(水) 18:30~21:30
イノベーターのジレンマ-破壊イノベーションとは何か?なぜ大企業が打ち負かされてしまうのか?

・イノベーションの意義
・破壊的イノベーションとは何か?
・既存大企業が破壊的イノベーションに対抗できないのはなぜか?

第3回 2020年8月26日(水) 18:30~21:30
イノベーターのジレンマ-破壊される側から破壊する側になるにはどうしたら良いのか?

・既存優良企業が対抗できないのはなぜか
・破壊的イノベーションのマネジメント

第4回 2020年9月2日(水) 18:30~21:30
イノベーションの利益の占有~技術を競争優位に変えるには?

・国のイノベーション・システム
・競争相手にどのように対抗するか
・イノベーションから得られる利益を専有する-イノベーションを通じた競争優位の構築

本講座の受付は終了しました。