2018/2/16

有価証券報告書を読む ―企業情報の利用―(上田 耕治)

有価証券報告書から企業情報の実践的な読み方や読みどころを習得します。
有価証券報告書から会計以外の情報も取り入れて会社の中身をより詳細に知ることができます。そのような情報を財務分析と合わせて用いることで会社の状況をより深く理解することができるでしょう。本講座では、有価証券報告書の記載から、会計情報の用い方に合わせて、会計以外の情報の読みどころを解説します。

【講師】

上田 耕治

博士(商学)関西学院大学 公認会計士

関西学院大学法学部卒業、商学研究科博士課程後期課程単位取得。事業会社、監査法人勤務、個人事務所開業を経て本学教員。ネクサス監査法人代表社員、2009年~2012年公認会計士試験試験委員(財務会計論)。実務家として企業内容開示の観点から会計および監査の諸課題を研究している。主要著書『監査基準(手続論)』(同文舘出版、2006年)、『企業内容開示の動向』(関西学院大学出版会、2010年)。

主な担当科目:会計倫理、監査論、監査制度論、企業内容開示論、監査事例研究

【受講をお勧めしたい方 】

・有価証券報告書を用いて、会計知識を実践的に利用したいと考えている方。
・株式投資等、より多くの企業情報の入手を考えておられる方。
・会計の知識や理解を深めたいと思っている方。

【カリキュラム】

第1回 2019年1月13日(日) 10:30~13:00
有価証券報告書とは

連結財務諸表の全体を概観した上で、開示制度、有価証券報告書の開示情報の体系等を学習します。

第2回 2019年1月20日(日) 10:30~13:00
業績の状況を知る

財務諸表分析の枠組みを要説し、業績等の概要、財政状態、経営成績及びキャッシュフローの分析等から財務諸表を読みます。セグメント等の注記にも注目します。

第3回 2019年1月27日(日) 10:30~13:00
事業の内容を知る

特別損益項目、減損等の会計情報とともに、関係会社、主要な設備の状況等の開示から、企業の状況を読み取り、財務諸表分析に役立つ情報を入手します。

第4回 2019年2月3日(日) 10:30~13:00
有価証券報告書の全般的利用

金融商品、有価証券、退職給付、関連当事者等の会計情報とコーポレート・ガバナンスの状況等の開示も交えて企業内容をより深く理解します。

【受講料振込について】

・受講費用はいずれの講座も22,000円です。
・講座開始1週間前以降、申込取りやめによる返金はいたしかねます。
受講料振込方法・振込用紙(22,000円)(PDF:383KB)


☆2講座目以降受講の方への受講特典!

・2022年度、または2023年度にアカウンティング講座にて2講座以上受講された場合2講座目以降の受講費用は20,000円となります。
・申込フォーム通信欄に以前に受講した講座名を記入してください。
受講料振込方法・振込用紙(20,000円)(PDF:384KB)

【お申し込み】