2018/2/16

企業不祥事と会計・監査の制度設計 ―国際的視点と動向も含めて―(杉本 徳栄)

これまでの会計・監査の制度設計のすべてとは言わないまでも、その一部が企業不祥事と密接にリンクして対応されてきたことを学ぶとともに、社会・経済における会計・監査の役割とその重要性について考えるための講座です。

【講師】

杉本 徳栄

博士(経済学)東北大学

神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。延世大学校大学院留学、デューク大学FuquaビジネススクールResearch Scholar。日本会計史学会学会賞、国際会計研究学会学会賞、会計大学院協会教育貢献者賞などを受賞。国際会計研究学会会長、韓国会計学会『会計ジャーナル』編集委員、文部科学省中央教育審議会専門委員、公認会計士試験試験委員、税理士試験試験委員、会計教育研修機構理事、会計大学院協会理事長・相談役などを歴任。現在、国際会計研究学会理事、日本会計教育学会理事・学会誌編集委員長、会計教育研修機構運営委員会委員などを務める。

主な著書・論文等:『開城簿記法の論理』(森山書店、1998年)、アメリカSECの会計政策』(中央経済社、2009年)、『会計の変革』(同文舘出版、2014年:共訳)、『国際会計の実像』(同文舘出版、2017年)、『ペンマン 価値のための会計』(白桃書房、2021年:共訳)ほか

主な担当科目:国際会計論、国際会計基準論A・B、財務会計論文指導

【受講をお勧めしたい方 】

・優れた会計専門職業人を目指している方。
・すでに会計専門職に就いていて、これまでの会計・監査の制度変革についての理解を深めたい方。
・会計・監査の制度設計と実体経済の関係について理解したいと考えている方。
・現行の会計・監査制度の源流について理解したい方。

【カリキュラム】

第1回 2019年1月6日(日) 12:15~14:45
企業不祥事と会計・監査(1)―エンロン・ワールドコム事件、金融危機(リーマンショック)―

第2回 2019年1月6日(日) 15:00~17:30
企業不祥事と会計・監査(2)―山陽特殊製鋼事件、足利銀行事件―

第3回 2019年1月13日(日) 12:15~14:45
企業不祥事と会計・監査(3)―西武鉄道株式保有割合虚偽記載事件、カネボウ巨額粉飾決算―

第4回 2019年1月13日(日) 15:00~17:30
企業不祥事と会計・監査(4)―新日本監査法人インサイダー取引、オリンパス損失飛ばし・解消事件、東芝事件―

注:取り上げる企業不祥事の組み替えや、一部変更を行なう場合があります。
 

【受講料振込について】

・受講費用はいずれの講座も22,000円です。
・講座開始1週間前以降、申込取りやめによる返金はいたしかねます。
受講料振込方法・振込用紙(22,000円)(PDF:383KB)


☆2講座目以降受講の方への受講特典!

・2023年度、または2024年度にアカウンティング講座にて2講座以上受講された場合2講座目以降の受講費用は20,000円となります。
・申込フォーム通信欄に以前に受講した講座名を記入してください。
受講料振込方法・振込用紙(20,000円)(PDF:384KB)

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