2018/2/16

英語で学ぶ会計学 (山地 範明/ジョシュア・ハドソン)

会計基準の国際化が進展する中、英語で会計学を理解する必要性が高まっています。会計基準を英語で理解するための基礎知識を講義、演習およびグループ・ディスカッションを通じて理解することを目的とします。講義・演習・ディスカッションは、主として英語で行われます。

【講師】

山地 範明

博士(商学)関西学院 大学

関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。 京都産業大学経営学部教授を経て2005年より現職。 英国ウォリック大学ウォリックビジネススクール客員研究員(1997年~1998年)、 客員教授(2011年~2012年)。イタリア・パルマ大学客員教授(2019年~2020年)、 2006年~2009年公認会計士試験委員、 会計大学院協会副理事長(2018年5月~現在)、日本会計研究学会評議員(2015年9月~現在)、 国際会計研究学会理事(2017年9月~現在)。 主要著書に、『連結会計の生成と発展(増補改訂版)』(中央経済社、2000年)、 『会計制度(五訂版)』(同文舘出版、2011年)、『エッセンシャル連結会計(第2版)』(中央経済社、2021年)、 『エッセンシャル財務会計(第4版)』(中央経済社、2021年:共著)、などがある。

【受講をお勧めしたい方 】

・英語で会計学を勉強したいと考えている初学者の方でコンパクトにその内容を理解したいと考えている方。
・ある程度会計学については知識があるが、それらの知識を英語で理解を深めたいと思っている方。

【カリキュラム】

第1回 2018年7月1日(日) 15:00~17:30
Basic Concepts; Financial Statements

会計はビジネス言語の一つです。どのような言語も情報を伝達することを目的としています。会計情報は財務諸表と呼ばれる報告書によって提供されます。財務諸表の数字が何を意味し、それらがどのように使われるかを理解できるように説明します。

第2回 2018年7月8日(日) 15:00~17:30
Accounting Records and Systems

財務諸表は複式簿記と呼ばれる記帳ルールに基づいて作成されます。財務諸表の数字が何を意味し、それらがどのように使われるかを理解できるように説明します。

第3回 2018年7月15日(日) 15:00~17:30
Balance Sheet

貸借対照表は、一定時点の財政状態(資産、負債、および純資産の状態)を明らかにしたものです。貸借対照表の作成にあたって重要な貸借一致の原則、貨幣価値測定の原則、企業実体の原則、継続企業の原則、資産価値測定の原則について解説します。

第4回 2018年7月22日(日) 15:00~17:30
Income Statement

損益計算書は、一定期間の経営成績を明らかにしたものです。発生主義会計に基づいて、収益、費用、およびその差額である純利益を測定します。また、純利益の測定にあたって重要な収益費用対応の原則、保守主義の原則、重要性の原則、実現主義の原則について解説します。

 

※本講座のお申込受付は終了しました。※