「御社は決算書の利益を調整していますか」
経営者にこのような質問をするならば、ほとんどの経営者は「いいえ」と答えるでしょう。しかし、現実はどうなっているのでしょうか。
この講座では、企業が行っている利益調整に関する最近の諸研究を参照しながら、(合法的な範囲内の)利益調整の実態について解説します。

【講師】

緒方 勇

博士(経営学)東北大学

東北大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。山形大学人文学部准教授等を経て2013年4月より現職。専門は管理会計学。最近の研究テーマは無形資産評価、企業の利益調整、等。主な論文は「日本の製造業企業の広告宣伝活動と研究開発活動が無形資産に与える効果の時系列分析」(『管理会計学』第14巻第1号、2005年、39‐59頁)、「利益調整行動と利益目標の達成圧力―期中における利益調整手段としてのR&D費用削減に関する実証研究―」(『管理会計学』第20巻第1号、2012年、3-21頁:共著)。

主な担当科目:工業簿記、原価計算論、管理会計課題研究

【受講をお勧めしたい方 】

・企業が行う利益調整の実態について知りたい方。なお、受講に際しては、決算書についての基本的な知識が必要になります。

【カリキュラム】

第1回 2018年6月3日(日) 15:00~17:30
利益調整の目的とその結果

そもそも、企業はなぜ利益を調整するのでしょうか。また、多くの企業が利益調整を行った結果、経済全体ではどのような結果が起きているのでしょうか。第1回では、利益調整の目的とその結果について解説します。

第2回 2018年6月10日(日) 15:00~17:30
会計的利益調整

利益調整の具体的な方法はいくつかあり、経営者はそれらを組み合わせていると考えられます。そこで第2回では、企業の経営実体に影響を与えない手法である、会計的利益調整に焦点を当て、その方法と、実際の企業でどの程度行われているか、について解説します。

第3回 2018年6月17日(日) 15:00~17:30
実体的利益調整

利益調整のもう一つの方法は、企業の経営実体に影響を与える手法であり、実体的利益調整と呼ばれます。第3回では、その方法と、実際の企業でどの程度行われているか、について解説します。

第4回 2018年6月24日(日) 15:00~17:30
様々な利益調整

企業の利益調整は、様々な場面、様々な状況で行われています。第4回では、それらの様々な利益調整の実態について解説します。
 

本講座の受付は終了しました。