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2017/10/19

知識の狭さを痛感したコンサルタント時代から一転、経営知識と国際感覚を武器に新たな舞台へ

新卒で入社した企業はコンサルティング会社。仕事の面白さを知っていく反面、感じ始めたのは、ビジネスに対する知識の足りなさでした。クライアントは、年齢も立場も自分よりずっと上の経営者層。彼らと話していると自分の見ている世界の狭さを痛感して、「申し訳ない」という気持ちになってきたんです。マーケティングの手法や売上げを増やすための施策、新規事業の戦略立案…断片的には理解しているものの、それがどう繋がり循環しているのか?ここで一度、ビジネスを体系的に勉強する必要があると、4年間勤めた会社を辞めて大学院への入学を決意しました。

国際経営コースの授業はすべて英語。最初はかなり苦戦しましたが、教授・生徒の半数以上が外国人という環境の中で多様な考えに触れたり、各国の状況をリアルに知れることは私にとって大きな魅力でした。また戦略論や組織論を学んだことで、ビジネスを分析する際の視点が増えたと感じています。現在私は財務管理本部に所属しているんですが、経理や会計視点で数字だけを追っていては務まらない仕事。事業計画そのものに踏み込んでいく仕事なので、会社全体の戦略を把握し、どこに集中投資すればリターンが大きくなるのかといった視点が日頃から必要になってきます。数字の裏を読み解くこと、数字を使って分析することが得意になったのは、そういった経営全般についての知識が身についたおかげだと思っています。

現在の会社はスイス本社を中心として、世界中に拠点を持つ企業。海外赴任も経験しましたし、英語を使う機会はやはり多いですね。ビジネスで使う英語には2種類あって、まず重要なプレゼンテーション時には教科書に出てくる単語がかなり役立ちます。一方で外国人の同僚と交わすちょっとした会話もオフィスでは重要。「週末何してたの?」といった何気ない質問にテンポ良く返せないと、微妙な空気になってしまう。仕事に必要な英語って、実はビジネス英語だけではないんですね。その両方が学べることも、国際経営コースならではの魅力じゃないでしょうか。

コンサルティング会社を辞めて臨んだMBAでしたが、2年間のブランクに多少なりとも不安はありました。しかし、結果的に大学院を修了したことが転職へのバックアップになったと感じています。本気で勉強してそれがきっちり身についていることは、人事担当者に必ず伝わるはず。そう実感しています。

谷 由香さん Yuka Tani

関西学院大学大学院 経営戦略研究科 経営戦略専攻 国際経営コース 2013年3月修了

ネスレ日本株式会社 財務管理本部 ビジネスプランニング&レポーティング部
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