2017/10/18

経験豊かな先生方の体験談は必聴! 実務直結の講義に、今も助けられています。

中尾 裕磨さん

Yuma Nakao

関西学院大学大学院 経営戦略研究科 会計専門職専攻(アカウンティングスクール) 2015年3月修了

アカウンティングスクール在学中に公認会計士試験に合格し、現在は大阪市内の監査法人にて勤務。

大学入学時から公認会計士を夢見ていたものの、ひたすら野球に打ち込んでいた4年間。4年生の野球部引退を機に、資格試験の勉強を始めました。当時ほとんど会計の知識がなく、専門学校という選択肢だけでは不安を感じるなか、出会ったのが関学アカウンティングスクールでした。まず短答式試験のうち3科目が免除されるので、短答試験が1科目だけになるということ。そして大学院修了という学歴を持てることに大きな魅力を感じ、入学を決めました。

在学中に公認会計士試験に無事合格して、現在は念願の監査法人で働く毎日。今あらためて感じるアカウンティングスクールの魅力は、やはり実務経験豊かな教授陣だと思います。会計士として実際に活躍された先生方のお話は、他所では聞けない貴重な内容ばかり。リアルな体験談を織りまぜた講義で、実務と理論をしっかり結びつけて学ぶことができました。勉強へのモチベーションアップにもなりましたし、今も仕事をしていて「あの時のお話はこういうことだったのか!」と実感することがたくさん。

また、試験科目ではない講義を受講できるのも特徴ですが、実はそれが結構実務に活きています。たとえば英文会計の講義です。いざ監査法人で働いてみると、思いのほか英文に触れる機会が多い。日本の企業を担当していても、子会社が海外にある場合など、英語でのやりとりが必要になってきます。実をいうと私はもともと英語が苦手で、英語を避けるために数字の世界へ行こうとしてたんですね(笑)。だけどグローバル化の現代、会計士に英語はほぼ必須。英文財務諸表を抵抗なく読み込むことができたのは、英文会計を学んだおかげです。

監査法人に入って、もうすぐ4年目。少しずつですが実務にも慣れ、クライアントとの距離も近くなってきたような気がします。今は業務のかたわら、修了考査に向けて準備中。会計士としてのキャリアはまだまだこれからですが、今あらためて関学アカウンティングスクールへ入学したことは私の人生の分岐点だったなと思っています。