2020/2/4

医療キュレーター実践会 第30回セミナーのご報告

医療キュレーター実践会では、医療、介護、健康、まちづくりの分野における新たな取り組みについて学ぶセミナー、自分で実行していける力をつけるためのワークショップ、メンバー同士でテーマを持ち寄り課題解決を実践していく、という取り組みを行っています。

今回は、「縁起でもない話をもっと身近に もしバナ体験会 (*ACPの入り口)」というテーマで、もしバナマイスターの高岡氏(/防災士/社会医療法人甲友会法人本部 所属)に登場いただきました。すでにベテランの“もしバナマイスター”なので、その場の雰囲気や参加者の気持ちを大切により深い対話ができるように進めていただきました。
現場を知る看護師の立場から天野氏(社会医療法人同仁会 耳原総合病院 品質管理部 師長)にACP(通称:人生会議)の概要と、医療現場での現状・困りごとをお話しいただきました。
また、奥田から医療経済学、医療政策、システムデザインの視点から、「経営大学院で“もしバナ”を実施する意味」について述べさせていただきました。
ゲームを通して
○「知らないことは選べない」→情報を取りに行く、また伝えることの大切さ
○「死は縁起でもない話」ではない。→普段から死について考えることの大切さ
などを感じました。ご参加くださった皆様はどうだったのでしょうか?

開催後、ゲームで終末期を考えることってつくづくよくできた仕組みで大事だなと思い、人にお勧めするようになりました。
>実は第30回は半年がかりの企画でした。まだ暑い頃から一緒に企画してくださった、串田さん、佐藤さん、前田さん、花籠さん、前原さんもありがとうございました!