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2015/3/26

勉強と仕事の両立より、仕事と育児の両立の方が大変!? 

登坂貴司さん 2015年3月ビジネススクール(BS)修了

2015年の春に経営戦略研究科(IBA)を卒業して間もなく息子が誕生し、今ではIBAに注いでいた情熱や時間をすべて家族に投入し、在学中とは真逆の毎日早寝早起きの健康的な生活を送っています。先週末は朝から京都御所に出かけ、密集した京都の市街地とは対象的に日常の喧騒を忘れる広大な自然の中、息子を連れて散歩。暑いかな、寒いかな、疲れたかなと息子の表情を見て感じ取ったり、急に泣き出したら何が原因かを推測して対処しなければならない。きわめて当然のことですが、これがなかなか難しい。就学中は仕事と大学院の両立が結構大変で苦戦していましたが、仕事と育児の両立はもっと大変。今さらながら世の中のワーキングマザーには頭が下がる思いです。

もともと私は「家族の基盤がしっかりしていなければ充実した仕事ができない」というポリシーなので、IBA在学中もできる限り家族のための時間を週に1日は確保できるように心掛けていました。しかしその1日以外は、仕事に加え講義やグループワーク、課題、宴会など、完全夜型の生活に偏っており、課題が重なってくると平日でも明け方まで及ぶ不規則な生活を送っていたため、振り返ると2年間は妻に大きな負担をかけていたと思います。妻の支えがあってこそ満足のいく大学院生活を送ることができたと実感していますので、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。

IBAに入学した動機ですが、私は京都の日本新薬株式会社で生産企画業務に携わっており、製薬企業のサプライチェーンはまだまだ改善の余地が多く残されているのではないかと疑問を抱きながらも、何をどうしたらいいのかきっかけを掴めないまま悶々としていました。三十半ばでこのままでは仕事も面白くないと感じ始め、マネージャーになる前に一念発起してMBA取得を目指しました。数ある専門職大学院からIBAを選択した理由は、自分のキャリアデザインに応じたプログラムが用意されているところが大変魅力的で、特に技術経営、イノベーションを軸にしたテクノロジーマネジメントプログラムが、自分の求めていた理想に合致したため、何も迷うことはありませんでした。実際にIBAでは入学前の期待を裏切られることなく、経営に関するアカデミックな内容の講義とインタラクティブで実践的な講義がバランスよく設定されており、先生や同期も尊敬できる人ばかりで、すべてが恵まれた学習環境でした。

私の経験上、最大の難関はIBAの門をたたくことでしたが、入学してしまえば2年間は瞬く間に過ぎ、修了後には霞が晴れたクリアな世界が待っていました。