2015/3/26

IBAで可能性を大いに広げる!

有本昌虎さん 2015年3月アカウンティングスクール(AS)修了

<入学の動機>
公認会計士のプロフェッショナルな働き方に憧れ、公認会計士を目指して勉強を始めました。働きながら目指すがうまくいかず一旦あきらめかけますが、大学の先生に大学院で勉強することを薦められ関西学院専門職大学院 経営戦略研究科(IBA)のアカウティングスクール(AS)で勉強をすることを決意しました。
修了後、5月に短答式試験に合格、続いて8月の論文式試験にも合格しました。就職活動を行い、新日本有限責任監査法人への就職が決まり、長年の努力が報われ、新しい世界が開けたと実感しました。

<公認会計士試験の勉強>
IBAではダブルスクールをせず、ASの授業に集中しました。理由は三つ。一つは授業のレベルが高いので、大学院の授業に集中すれば合格に必要な能力は身に付く、二つ目に教授の考え方を学ぶことにより、知識だけではなく、知識をどのように活かすかという応用力が身に付く、三つ目に合格後どのように働くかを考える時間を作る必要がある、と考えたからです。
授業は、易から難のレベルがうまく分類されていると思いました。またディスカッションやレポート、論文を作ることにより「書く力」が上達しました。その結果、知識を得るだけでなく、知識を分類し、わかりやすく人に発表する力を身に付けることができたと実感します。この力は論文式試験においてだけでなく、仕事や実社会においても必要で役に立つと感じています。
合格後、就職活動ではどのように働くか、どのような公認会計士になりたいかというビジョンを明確にしなければいけませんでしたが、IBA時代に様々な先生や先輩とお会いできたことで、短い準備期間の就職活動でも自分らしい鮮明な公認会計士像を作ることができました。

<AS修了後>
同期のメンバーが集まり現況を報告し合います。仕事に勤しむ者、公認会計士、税理士、公務員の仕事をするため勉強を続ける者もいますが、お互い励ましあっています。
「IBA研究フォーラム」に所属し、修了後も学問を続けています。岡本先生が顧問の「会社判例研究会」に参加し、最新の会社法判例についてIBAの先輩や現在ASやBSに通っている学生たちとともに議論を重ねています。
IBA卒業後も、教授とお会いする機会があり、現況の報告だけでなく、仕事やプライベートの相談をすることも多いですが、どの先生も親身になって相談に乗ってくださり大いに感謝しています。
IBAは同期の横の繋がりだけでなく、先輩後輩の縦の繋がりも強いと感じます。監査法人への就職に際しても、他の就職活動を行う方より多くの情報をいただき、自分の将来をどうするかと考えることに役立ちました。私もお世話になった先輩の姿を見て勉強し、後輩のために自分ができることを提供していきたいと強く感じます。

<これから入学を考える方へ>
IBAでは予備校では得られない素晴らしい経験を得るチャンスがあります。新しい考え方を身に付けること、縦、横の人脈を広げること、IBAに通うことで可能性は大いに広がります。将来的に公認会計士の仕事の幅が広がるとされている今だからこそ、公認会計士となった後の選択肢を広げるためにIBAで勉学を積むことが必要だと思います。