2019/7/25

医療キュレーター実践会 第23回セミナーのご報告

医療キュレーター実践会では、医療、介護、健康、まちづくりの分野における新たな取り組みについて学ぶセミナー、自分で実行していける力をつけるためのワークショップ、メンバー同士でテーマを持ち寄り課題解決を実践してく、という取り組みを行っています。

今回は、医療情報のあるべき姿を考えよう! 〜生活者視点を切り口に〜というタイトルで開催しました。
全体企画とワークショップをエニシア株式会社、小東茂夫氏に、「千年カルテ」について京都大学医学研究科、EHR共同研究講座小林 慎治特定准教授にご登壇いただきました。

小東氏は、電子カルテ要約をする事業を立ち上げられた経験と、京大デザインスクールに通い、関学ビジネススクールではシステムシンキングを受講された経験から医療情報に関するシステムデザインのワークショップを設計してくださいました。

兄弟の小林先生からは、これまでどんなデータも千年保管されたことは人類史上ないということで命名された「千年カルテ」プロジェクトについて、データを集める事の意味など基本的なところからお話いただきました。

 京都大学デザインイノベーション拠点というワークショップには最適の場所をお借りする事ができ、約20名にご参加いただきました。

多様なバックグラウンドを持つ参加者が知恵を出しあってくださったおかげで「医療情報」という枠を超えたアイデアがたくさんでました。

懇親会でおいしい料理を頂き、夜がふけるまで交流は続きました。