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2019/1/28

第21回
医療キュレーター実践会のご報告

第21回 医療キュレーター実践会のご報告

医療キュレーター実践会では、医療、介護、健康、まちづくりの分野における新たな取り組みについて学ぶセミナー、自分で実行していける力をつけるためのワークショップ、メンバー同士でテーマを持ち寄り課題解決を実践していく、という取り組みを行っています。
今回は医療経済学の大家で関学ビジネススクールでも非常勤講師をつとめてくださっている西村周三先生にご講演いただきました。

医療経済学者 西村周三先生のここだけの話 「賢い患者になるために、お薬のことを考えよう!」というタイトルの通り、“ここだけの話”が満載で、どんどん繰り出されるお話に引き込まれていきます。医療経済学は幅広い分野ですので今回はお薬、賢い患者 という切り口でのお話でした。

5歳の患者とお母さん、医師で治療方針を決めるとき、誰が判断するのが良いか?という例から、これまでは医師が決めていた、5歳の子供に託していいのか、ではお母さんが決めればいいのか?を考えることで常識を疑うことの大切さを学びました。
また、お薬が効いている、ということはどういうことなのかとか、専門職といってもその技量は人それぞれなので患者は見抜く力が必要、など考えさせられることばかり。
医療専門職を育てるのは賢い患者なのだなということがよく分かりました。
医師に聞きにくいことも薬剤師さんには聞けるかもしれない。であれば薬の専門職である薬剤師さんが活躍の場を在宅などに広げたり、薬を処方する時のことだけではなく、薬飲む前、飲んで効果があったかどうかまでを業務の範囲にすべきとのこと。
一般的な薬剤師さんにとっては、結構厳しいハードルかもしれません。

次の受診では早速鋭い質問を医療職にしてみてはどうですか?という宿題をいただきました。 賢い患者を目指して!ただし嫌われない程度に。。。

懇親会では研究や起業された事業について先生へのご相談、ご報告をする人もいて和やかな雰囲気で交流がはかられました。
今後も、大きく複雑な課題を敬遠せず、皆で知恵を出し合っていけるような研究会を目指します。