2017/10/19
自治体・医療・大学経営プログラムは、ビジネススクール6番目のプログラムとして2014年度に誕生しました。通常、公共プログラムと呼称されているプログラムですが、関学ビジネススクールの公共プログラムは、自治体経営・医療経営・大学経営の3つに焦点を絞って講義や演習を開講しています。日本のビジネススクールは、民間企業のビジネスを対象に履修科目を設定しているところがほとんどですが、関学ビジネススクールは欧米のビジネススクールと同様に、プライベート・セクターとパブリック・セクター双方の講義科目がそろっています。
受講生には自治体職員、地方議会議員、ドクター、ナース、検査技師、私立大学の幹部職員のほか、民間企業の広告代理店の幹部やプロ囲碁棋士などもおられます。自治体・医療・大学経営プログラムでは、パブリック・セクターのビジネスを通じて社会貢献を実現する人材の育成を目指しています。とりわけ、大学院生の自主性を重視した論文指導を通じて、2年間の学業の成果を課題研究論文として集大成することに、力点を置いた指導を行っています。