2021/3/22
現代は、ビッグデータ、AI、IoTの時代だと言われており、ロボットが進化すると人間に残された仕事は「創造的に考える」ことだけになるかもしれません。また最近は、取り組むべき問題が複雑で関係者が多くなっているので、ものごとを「俯瞰的に、かつ多角的に考える」とともに「可視化」(いわゆる「見える化」)することが求められています。このようなニーズを満たすのに、数値化されない「言語データ」を“図形的に構造化”する「図形(図解)思考法」によって、言語データを扱い、新たな発想と解決策を得る手法とストーリーを、演習主体で分かりやすく実践的に学びます。
・組織や個人として、問題解決・課題達成、企画・計画業務を充実・発展させたいと考える方
・営業、企画、総務人事、研究開発、生産、技術、品質部門等に所属している方
・特に必要はありません。重要なのは実務経験と問題・改善意識です。
第1回 2021年7月1日(木) 18:30~21:30
開題、グループ演習1と発表
「言語データ」の作成法と経営戦略における位置づけを学びます。 その後、各グループのテーマについて、カードを用いて各メンバーの意見・情報を「魚の骨」状に集約する「カード式特性要因図」の作成を行います。
第2回 2021年7月8日(木) 18:30~21:30
グループ演習2と発表、総合質疑
上記第1回目で作成した「特性要因図」で明らかになった重要な要因に対する解決策を「系統図」★で展開し、「マトリックス図」★で評価します。この丸1日を通じた一連の問題解決のキープロセスの体験を、まとめます。
第3回 2021年7月15日(木) 18:30~21:30
グループ演習3と発表
「不確実要素があり、推進の過程で、随時その時点までの情報をとり入れ、その後の最適な計画を策定する」手法である「PDPC法」(過程決定計画図、重大事故予測図法)★を、やはりグループ別のテーマに沿った演習を通じて学びます。
第4回 2021年7月29日(木) 18:30~21:30
他の手法の紹介、手法の組み合せ方、今後の展望
他の「新QC七つ道具」(親和図法、連関図法、アローダイアグラム法)や、なぜなぜ分析、FTA、プロセスマップ、SWOT分析、バリューグラフ、マインドマップ等の「図形手法(技法)」について、概観的にその関係性や構造を学び、経営戦略への活用法を展望します。
(注)各手法(技法)の末尾に★を付したものは「新QC七つ道具」の1手法である。
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